「いつかはと思ひ入りにしみ吉野の 吉野の花を今日こそは見れ」 (秀次)
朝の吉野山にて・・・、
「一目千本桜」。
遥か昔からご神木として崇められてきた吉野の桜。
前日の23時まで東京の雑踏の中でバタバタしていたなんて、
まるで信じられないような光景が目の前に広がる。
華やかさとはまた違った静かな美しさに、
ただただ見惚れるばかり。
山道の奥へ奥へ・・・、登っても登っても・・・、
その浮世離れした光景はどこまでも。
西行法師や芭蕉や蕪村、義経や静御前、弁慶、後醍醐天皇、秀吉や秀次・・・、
人々は昔からこの地に何を求め、何を想い・・・、
その胸に真に秘めていたものとは一体何だったのだろう。
そして・・・、私は?
どうしてこんなにも吉野に来たかったのか。。
それは吉野の美しさを写真や言葉では伝えきれないのと同じように、
ここへ綴るのはとても難しい。
奈良県吉野郡吉野町
http://www.town.yoshino.nara.jp/
☆人気blogランキングへ☆