昨日ご紹介した、
「フィレンツェの街並みと馬」に引き続き、
「フィレンツェの街並みと自転車」です。
街角に何気なく在る日常風景も、とにかくいちいちお洒落なんです!
・・・いや、お洒落に見えるのかもしれません。
イタリアとイタリア人には95%の羨望と5%の嫉妬を覚えます(笑)
人がこだわりを持って創ったものや、大事に使い続けているものというのは、うまく表現できませんが、デザインを超えた「良さ」だとか「味」のようなものが感じられますよね。
「使い捨て」感覚で選んだ服や物がお洒落にみえるのはほんのワンシーズンくらいで、本当に素敵で良いものとは、たとえ古くなっても使い込むことによりさらに輝きが増し、そして世代が変わっても色褪せない、そんな魅力があるのかも知れません(江戸時代の腕の良い職人さんが作った家具や小物を見ていると本当にそう思います。現在残っているものを見てもむしろモダンに感じられたりしますよね)。
私もそろそろ、そういう物の選び方をしていけたらいいな。
以前ご紹介した、
イタリアのママさんの「物選び」は本当に素敵で、家にある小物1つ1つに目が奪われてしまいました。決して派手でもカラフルでもなく、むしろ地味めなんですけど、見ていて飽きがこないというのはやはりセンスが良い人のチョイスならではですね。
ぜひ見習いたいものです!
アルノ川の穏やかな流れとともに、ゆったりとルネッサンス文明が花開いたこのフィレンツェに生まれ育った人、そこに根付いた人がお洒落でないわけがない!と言われれば、それはそれで納得してしまいます。これだけ「良い物」や「一流の職人」に囲まれて生活していれば、嫌でも眼が肥えてしまうのかもしれません。環境って大事ですね。。。
イタリアはまさに、子供からお年寄りまで
「お洒落に生きている」観がひしひしと伝わってきて面白かったです(そして5%の嫉妬)。実はイタリアの失業率ってかなり深刻な問題になっているんですけど、それでも堂々と前向きに生きている姿ですら、カッコ良く映るから不思議です。